うるま東ボーイズ（中学硬式野球）　

  

　先日、巨人軍キャンプに行ってきました。

私の現役時代の同僚がコーチ、スタッフとして多く在籍しており、挨拶をしました。

その中で、同期入団でもある某コーチから、指導に関して色々ヒントをもらいました。

２割打者と３割打者の違い。

簡潔にまとめると、前者は失敗の修正、克服に没頭し、好結果が出ると満足だけする。

後者は成功を満足せず、成功の要因を探り、「なぜ、できた？」を常に考え、さらに追及する。

例えば、センターを狙ってライトにヒットを打った。「なぜ、ライトに？なぜ、センターにいかなかった？」と考える。

じゃあ、次の打席ではバットの角度、タイミングを微調整して、センター方向に打球がいくようにしよう、

もう少しボールの下にバットを入れたらセンターへのホームランになるんじゃないか？と考える。

その差だよと。

私たちは普段、失敗の修正、克服に多くの時間を費やしている。ミスの追及ばかりで、成功を追及しているのか？

胸に突き刺さりました。

「なぜ失敗した」も大事だが、「なぜできた」はもっと大事。

失敗×成功　　誰もが思う。　　一流は、失敗×成功×成功×成功・・・・

プラスをプラスにしている。

見習いたいですね。　　　　大野　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



  

　昨年に引き続き春季全国大会出場、チームも士気が上がってきています。
前回は初出場で全国大会の圧倒される雰囲気、寒さ、長距離のバス移動など
全国で戦うノウハウを学びました。経験した選手もおり、今年は選手たちもやってくれると期待しています。「良い結果は良い準備から」　全国大会まで３週間、しっかり準備していきたいと思います。
また、大会前は監督にとって辛い時期でもあります。そう、ベンチ入りメンバーの決定です。優勝後、全国の２０名枠を目指し、選手たちは必死にアピールしています。この競争の中で、選手の意識が変わっていく姿が頼もしく感じます。
うるま東ボーイズには、競争があります。
そこには、「悔しさ」「嬉しさ」「怒り」「感謝」「不満」「感激」様々な感情があるでしょう。選手たちはそれらを学び、人間として大きく成長するチャンスで
もあるのです。チーム内の戦いを終えると、うるま東ボーイズは、ベンチ入りメンバー、ベンチを外れたメンバーが今度は１つに結束して全国での戦いに臨みます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大野